祖父母の家の土間に、水槽が11本あった。井戸水と庭への排水、自作の循環システム
先に結論
- 水槽が多くても続けられた理由は、土間と井戸水と庭への排水が、水換えの面倒を消してくれたことです。
- 30cm水槽4本は、底をくりぬいて塩ビ管をつなぎ、下の90cm水槽に水を落とす、自作の循環システムでした。
- 水槽の数が増えるほど、毎日のメンテナンスの導線を考えないと、どこかで心が折れます。
祖父母のために、土間に水槽を置いた
昔、祖父母の家の土間に、水槽を置いていました。もともとは、祖父母に楽しんでもらうために置いたのですが、気がつけば、祖父母のほうが水槽を増やしていました。2人とも、小型魚と水草の水槽が好きで、私の好みと同じだったのも、増えた理由のひとつだと思います。
いちばん多いときには、90cmが3本、30cmが6本、45cmが2本で、あわせて11本になっていました。
水換えが楽な家だった
これだけ水槽があっても続けられたのは、家の作りのおかげです。
昔ながらの家で、広い土間があったので、水を少しこぼしても気になりません。排水は、玄関を開けて、庭の草木に流せば済みます。そして何より、水が井戸水でした。水質検査をして問題がなかったので、蛇口をひねれば出てくる水を、そのまま水槽に使えました。井戸水は、場所によって水質が違うので、使う前に、水質検査をしておくことをおすすめします。水道水のカルキ抜きがいらないのは、水換えの手間が、かなり減る大きなポイントです。
土間の配置
玄関の引き戸から入ると、土間があり、その奥に廊下が続いています。

- 左手前は、アルミの2段の水槽台で、上に90cm水槽が1本、下に45cm水槽が3本でした。
- 左奥には、自作の30cm水槽が4本、まとめて置いてありました。
- 右側は、下足棚の上に、90cm水槽が1本でした。
- 右の奥には、井戸水の蛇口がありました。
30cm水槽4本は、自作の循環システム
左奥の30cm水槽4本は、自分で作りました。底がプラスチックの30cm水槽に、ホールソーで穴をあけて、塩ビ管を接着し、そこから水が下へ落ちるようにしています。
その下に90cmの水槽を置いて、ろ過槽にしました。4本の30cm水槽から落ちてきた水を、下の90cmでろ過して、水中ポンプで上の4本に戻す仕組みです。
この4本では、国産のグッピーを繁殖させていました。RREAのフレアや、レッドタキシードなどです。水槽を分けた一番の理由は、親と稚魚を分けることだったと思います。
CO2を使った水草水槽
当時は、水草の水槽にCO2を添加していました。業務用の緑のボンベ、通称ミドボンを、酒屋さんで借りて使っていて、ロタラやグロッソを育てていました。
リシアは、うまくいきませんでした。当時の照明は蛍光灯やハロゲンが主流で、強い光はとても高価でした。90cm水槽は水深が45cmあるので、光が足りなかったのです。
水槽が増えるほど、メンテナンスが大事になる
いまの私の水槽は、45cmが3本だけです。器具や装置がよくなって、水換えは昔よりずっと楽になりましたが、大きな水槽や、たくさんの水槽を続けるなら、毎日のメンテナンスの導線を考えないと、どこかで心が折れます。
だから私は、面倒くさがりの人ほど、アクアリウムに向いていると思っています。ただし、面倒くさいを、どうすれば楽にできるかを考えられる人です。面倒くさいで終わってしまうと、魚はすぐに死んでしまいます。